グーグルも傍観?【甲州ミステリーマウンテン】
あまりにも不自然なのです。
『サラリーマンの語源』をたどると、
古代ローマ時代の兵士の俸給(給料)につながってます。
*詳しくは前回のブログで。
そのお金で彼らは”塩”を手に入れていました。
日本は四方を海に囲まれているので、
塩の心配など無かったと思ってしまいますよね。
ところが、海に面していないところでは、
自己調達することができなったのです。
他の地域から買わざるを得ませんでした。
海があるからといっても、
製塩する労力は大変だったようです。
瀬戸内海を中心とした地方では、
入浜式という海の満潮・干潮の差を利用して、
自然の力で海水を塩田に引いていました。
しかし、緯度が高くなると潮の満ち引きが使えず、
人力で海水を運ぶ必要があったのです。
製塩技術が格段に進歩した今日では、考えられませんね。
こういった理由から昔、塩は貴重品だったのです。
その塩を運搬するために、山間の地方へ向けて道が整備されていきました。
長野県の塩尻は、その終着点という意味も込められているようです。
戦国時代、この塩にまつわる有名な話があります。
甲斐の武田信玄は今川氏、北条氏から塩の供給を断たれて
窮地に追い込まれていました。
困ったいる信玄に救いの手を差し出したのが、
ライバルの上杉謙信だったのです。
「川中島の戦い」はあまりにも有名ですよね。
そこで幾度も死闘を繰り広げてきた敵に対し、
謙信は塩の供給したのです。
このことから、苦しい立場にあるライバルを助けることを
「敵に塩を送る」と言うようになったのです。
さて、甲斐の国は今の山梨県にあたりますが、
そこに”塩”の名がつく地名があります。
山梨県甲州市塩山です。
「平成の市町村大合併」で2005年に甲州市は誕生しましたが、
塩山市、勝沼町、大和村の三つの合併によるものです。
塩山は「シオヤマ」でなく「エンザン」と読みます。
塩山の地名の由来は、この地にある「塩ノ山」にあるらしいのです。
この「塩ノ山」がとってもミステリーなのです。
【ミステリー1】
標高が552m 552.8m 554m 554.7m 556m
とバラバラなのです。(ネット上で調べた結果)
【ミステリー2】
かつて、塩が産出したとの噂があるのですが、
この山で採れるのなら、近くの他の山でも採れるはずです。
(塩の山だけ昔、海だった ← そんなハズないですよね)
【ミステリー3】
山に囲まれた盆地に、ポツンと存在している。
(誰かが作ったみたいに・・・)
【ミステリー4】
これが最大の謎というか、疑問点なのですが、
塩ノ山をグーグルアースで確認しようとしたのです。
Googleマップで 「塩ノ山」と入力し、
航空写真に切り替えました。
平野部に、不自然な感じで現れてきます。
高貴な方のお墓のようにも見えます。
もっとよく見てみようと、拡大したのです。
「・・・、・・・?」
なんと、塩ノ山を包み隠すかのように、
ぼやけて(ぼやかして?)いるのです。
すぐ隣は詳細画像なのに・・・
ものすごく、意図的なモノを感じてしまいます。
皆さんもぜひ一度ご覧になってください。
塩ノ山のお近くの方は、情報をください。
(探索には十分に注意してください)
気になって仕方がないので。
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