仕事の目標設定は可能な限り、引き下げろ 【005】 [サラリーマン 黒本]
◆仕事の目標設定は可能な限り、引き下げろ
~~~~~~~~~~~~~~~~
サラリーマン腹黒本 Vol.005
~~~~~~~~~~~~~~~~
仕事をするときには、何らかの目標がある。
・売上5,000万円を達成する
・企画書3本を月末までに仕上げる
・15%のコストダウンを達成する
・回収残を5%以内に抑える
・新規得意先を毎月1社以上開拓する
・社内規程を年内までに整備する
・3か月後、来店を5%アップさせる
・半年で要素技術を商品化に結び付ける
普通の会社であれば、この目標を基準にしてあなたの業績評価を行い、ボーナスや昇給・昇格に反映させている。
定性的、情緒的な尺度はあいまいなため、多くは”数値”で基準が決められている。
結果も数値で出せますから、達成率も明確にでてきる。
ここで、上司が部下の評価をする際、どうやるか。
部下の目標、実績、達成率を一覧表にして、眺めてみる。
ここで、達成率100%の部下をピックアップする。
複数いれば、達成率をみながら、順位をつけていく。
ここで、達成率が100%を下回っていると、プラス評価はつけにくい。
あなたの上司が、その上に説明しにくいからだ。
100%を欠けていると、”大義名分”になりにくい。
「どうして目標達成していないのにプラス評価なんだ?」
こう聞かれると、返事に困る。
困るから、評価をつけにくい。
当然、チームで仕事をしていれば、自分の数字だけでなく、チーム全体を考えなければならない場面がある。
そんなとき、「その仕事、私がやりますよ」と安請け合いしてはダメなのだ。
「助かるよ。評価はその辺を考慮してつけるからな」
ところが、実際の評価のときには、こんなことは忘れてしまう上司が多い。
覚えていても、数字がいっていないと評価しづらいのだ。
だから、自衛策を考え、実行しなければならない。
目標設定するときには、できるだけ低い目標にする。
「もう少し頑張ってくれ」といわれても、「できません」と答える。
ただし、出した目標は何が何でも達成しなければならない。
公の目標は低くくしても、自分の中では高い目標をかかげ取り組むことが大事だ。
言った目標を確実にクリアしてくれる部下の方が、上司にとってありがたい存在なのだ。
口だけでは信用されなし、目標を達成しなければ評価もされない。
このことを肝に銘じておこう。
【DANGER】
サラリーマン腹黒本の内容については、自己の責任範疇内で実践してください。
過度な乱用はひかえましょう。まわりの人ひとからそっぽを向かれてしまいます。
コメント 0