真面目で優秀な人の仕事を引き継げ 【007】 [サラリーマン 黒本]
◆真面目で優秀な人の仕事を引き継げ
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サラリーマン腹黒本 Vol.007
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サラリーマンには異動・転勤がつきものだ。
組織で仕事をしているので、
”誰か”の仕事を引き継ぐことが必ずある。
配置転換、担当替えの際、
”誰から”引き継ぐのかは、非常に重要なポイントになる。
たとえば、営業の場合。
前任者がレベルが低く、対応も悪かったとする。
当然、売上実績も悪い。
全社平均からしても、極端に数字が低い。
「実績が低いから、その分上げるのは簡単だ」
こう思い込む人が多くいる。
これは大きな勘違いだ。
いいかげんな営業しかしていないので、
営業成績が悪いのだ。
こんな担当のあとを受け持つと、
地ならしから始めなければならない。
石ころや雑草を取り除くだけで、
大変な時間と労力を費やしてします。
事務系の仕事も同じだ。
仕事を仕組みにできず、
マンパワーだけでこなしてきた人のあとは大変なのだ。
引き継ぎ資料も揃っていないことが多い。
技術職も同様で、よくわからない研究をしたり、
根本的にアプローチの方法を間違えていたりと、
0からスタートした方が楽なケースさえある。
時間を浪費しないためにも、引き継ぐ相手は厳選すべきだ。
どんな人が理想か。
”真面目で優秀”な人だ。
”真面目”だけではだめで、
”優秀”なだけでもNGなのだ。
正しい、オーソドックスな手順を踏んで、
コツコツと仕事を積み上げるような人がいいのだ。
地ならしは当然されているし、
土も耕され、種をまいて、肥料も与えられている。
少し、発芽しているものもある。
こんな”畑”を持った人からぜひ引き継ごう。
異動のシーズンになってから探し始めても遅い。
普段から、意識して「真面目で優秀な人」を探す。
見つけたら、コミュニケーションをとるように心がけよう。
「○○さんの仕事をよく知っているので、私に引き継がせてください」
こう上司に言えれば、引き継がせてもらいやすい。
【DANGER】
サラリーマン腹黒本の内容については、自己の責任範疇内で実践してください。
過度な乱用はひかえましょう。まわりの人ひとからそっぽを向かれてしまいます。
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