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直属上司の上を観察しておけ 【010】 [サラリーマン 黒本]



 

◆直属上司の上を観察しておけ

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 サラリーマン黒本 Vol.010
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あなたは上司が仕事上で
一番気にしていることを知っているだろうか。

 

 

何かというと”上司の上司”が
自分たちの仕事に対し、どう反応しているかである。

 


自分をに指示をだしたり、評価する人を
意識するのは特別なことではない。

 

日々の仕事も上司の考えや指示で
修正や変更されることがよくある。

 

”上”の考えがある程度予測できれば、
号令をかけられる前に準備しておくことも可能だ。

 

あなたは直属の上司のことだけでなく、
”その上”の考えや行動特性もぜひ理解しておきたい。

 

 

 

「課長、先日部長が立ち話で、うちの課のお得意先の状況を気にされていたようなので、念のためレポートにまとめておきましたので、メールで送っておきます」

 

「あ、そうか。助かるよ。たぶん、来月の部長会の議題にあがってるんだな」

 

 

 

「所長、同期の川田から聞いたんですけど、支店長が営業所が汚いって怒ってたそうです。来週支店長が来るまでに、うちも片付けておきますね」

 

「よかった。またカミナリを落とされるとこだったよ。よく教えてくれた」

 

 

 

上司が気づけないこともたくさんある。

 

 

そんなときに、部下がサポートしてくれると
信頼度は一気に高まる。

 

 

”上の上”をよく観察するようにしよう。

 

 

 

 

【DANGER】

サラリーマン黒本の内容については、自己の責任範疇内で実践してください。
過度な乱用はひかえましょう。まわりの人ひとからそっぽを向かれてしまいます。

 

 

 


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要領のいい先輩に学べ 【009】 [サラリーマン 黒本]



 

◆要領のいい先輩に学べ

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 サラリーマン黒本 Vol.009
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新入社員は仕事がわからないとき
先輩社員に聞くことがある。

 

複数の先輩がいると、
一番余裕のありそうな人のところへいく。

 

 

「先輩、ちょっと教えてもらっていいですか」

 

 

「いいよ、なんだい?」

 

 

気持ちよく対応してくれるので、
ついつい、この人ばかり頼ってしまう。

 

 

人あたりがよくて、何でも教えてくれる。

 

 

忙しそうにしていないので、聞きやすい。

 


これが大きな勘違いだ。

 

 

仕事のことを教えてもらうなら、
忙しい人に聞くべきなのだ。

 

 

”余裕”のある先輩は
仕事をこなす能力が低いことが多い。

 

 

いつも忙しくしている人は、
仕事が出来るから、さらに仕事が増えてくる。

 

 

いくつもの仕事を同時進行で進めるので、
効率的なやり方を常に追い求めている。

 

 

こうやって、どんどん生産性を高めていくのだ。

 

 

一方のやさしい先輩は、
仕事の進め方が甘くて、遅い。

 

 

そんな方法をマネしていては、
いつまで経っても仕事をこなせるビジネスマンにはなれない。

 

 

うるさく思われようが、出来る先輩から学ぶのが一番だ。

 

 

表面的に迷惑そうにされても、
人から頼られて嫌な気持ちになる人は圧倒的に少数派だ。

 

 

遠慮しないで、どんどん教えてもらおう。

 

 

先輩も忙しいから、短時間で教えようとするので、効率もいいのだ。

 

 

教えてもらうだけでなく、
その先輩の仕事ぶりをよく観察し、
そのままそっくりマネしてみてもいいだろう。

 

 

とにかく、”誰から”学ぶかは間違わないでほしい。

 

 

あなたの時間をムダにしないために。

 

 

 

 

 

【DANGER】

サラリーマン黒本の内容については、自己の責任範疇内で実践してください。
過度な乱用はひかえましょう。まわりの人ひとからそっぽを向かれてしまいます。

 

 

 


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異動ロジックを頭に叩き込め 【008】 [サラリーマン 黒本]



 

◆異動ロジックを頭に叩き込め

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 サラリーマン黒本 Vol.008
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人事異動に関して”受け身”だけの社員は多い。

 

「決まったことには従います」

という従順な姿勢を見せるのだ。

 

「会社が決めたことを、つがえすことなど出来るはずない」

と思いこんでいる人が大半だ。

 

もちろん、最終決定された異動話を変えることは難しい。

 

しかし、決定される前なら、可能性はある。

 

まずは会社の人事異動が、
どのように決定されるのかを知る努力が必要だ。

 

 

 

ある程度の規模の会社なら、
自己申告書を社員に出させている。

 

書く内容は会社によって違うが、
異動計画を立てる際の参考にされる。

 

これを結構いい加減にしてる人もいるが、注意が必要だ。

 

 

 

社員数が多いと、人事にとって自己申告を読むだけでも大変な作業になる。

 

そのため、会社によっては真剣に読まれていない可能性もある。

 

しかし、きれる人が毎年見ていれば、
申告書の主が”できる社員”かそうでないかが見えてくる。

 

毎年、書いていることがコロコロ変わっていては、
自分に考えのない人材だと見抜かれてしまう。

 

ほとんど何も書かない社員も
問題意識が欠落していると判断されかねない。

 

あなたの申告書がどのように扱われているかはわからないが、
”適当に”書くことはやめた方がいい。

 

出した申告書は毎年コピーをとって、
時系列で確認できるようにしておこう。

 

社内で新たなプロジェクトを立ち上げる際など、
メンバー選定の資料に人事データが使われることがある。

 

そのとき、一貫性のないことが書かれた自己申告書があると、
あなたの信頼度が高まることはない。

 

 

 

適当に書いたために思わぬ異動になったケースを一つ。

 

Aさんは毎年書かされる自己申告書に
意味を見いだせなかった。

 

ある年の申告書に転勤希望地として、ある遠方の地方都市を書いた。

 

別に希望があったわけでなく、まさに”適当に”書いたのだ。

 

”どうせ異動の希望なんて叶うことはないし、そもそも人事は見ていない”

 

こんな軽い考えで、書いただけだった。

 

ところが、その”希望”は間もなく実現することになった。

 

Aさんの”読み”どおり、人事は希望勤務地などはよく見ていなかった。

 

ところが、Aさんがたまたま書いた勤務地に欠員が発生したのだ。

 

遠方のため、正直そこに行きたい人はいない。

 

しかし、誰かを異動させる必要がある。

 

過去の申告を含め検索すると、希望者がいたのだ。

 

他ならぬAさんだ。

 

自分が希望を書いたのに、拒否するわけにもいかない。

 

しかたなく、不本意な(?)な異動を受け入れることになった。

 

 

 

レアケースかもしれないが、あなたが書いた申告書を
いつ、誰が、どんな意図で読むかはわからない。

 

失敗しないためにも、自己申告は真剣に書こう。

 

また、上司が閲覧するケースもあるので、
誰が自分の自己申告に目を通すのかは、確認しておかなければならない。

 

 

 

上司はあなたの異動に関し、多少なりとも影響力がある。

 

管理職は部下の異動について、
何らかの資料やデータを会社に出すのが一般的だ。

 

一番近くで部下を観察しているので、
会社と本人のためにどう異動させるのが良いか
上司としてのコメントを書く。

 

自分にとって部下が必要ないと思えば、

 「今の部署では、本人にとっても会社にとってもマイナスです」

などと、もっともな理由をつけて上申する。

 

人事も現場の詳細までわからないから、
上司の申告どおりに異動させることがよくあるのだ。

 

 

 

部長以上の役職者になってくると、
組織のあり方や、制度設計などにも絡んでくる。

 

新設部門を創るとなれば、人も大きく動く。

 

こういうチャンスを逃さないためにも、
どのタイミングでこういうことが決められていくのか、
情報を入手しなければならない。

 

”誰かが動いた理由”を注意深くみていけば、
”異動ロジック”もなんとなくわかるようになる。

 

自分が有利に”異動”するには、その原理をしっかり把握しよう。

 

 

 

 


 

 

 

 

【DANGER】

サラリーマン黒本の内容については、自己の責任範疇内で実践してください。
過度な乱用はひかえましょう。まわりの人ひとからそっぽを向かれてしまいます。

 

 

 


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真面目で優秀な人の仕事を引き継げ 【007】 [サラリーマン 黒本]



 

◆真面目で優秀な人の仕事を引き継げ

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 サラリーマン黒本 Vol.007
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サラリーマンには異動・転勤がつきものだ。

 

 

組織で仕事をしているので、
”誰か”の仕事を引き継ぐことが必ずある。

 

 

配置転換、担当替えの際、
”誰から”引き継ぐのかは、非常に重要なポイントになる。

 

 

たとえば、営業の場合。

 

 

前任者がレベルが低く、対応も悪かったとする。

 

 

当然、売上実績も悪い。

 

 

全社平均からしても、極端に数字が低い。

 

 

「実績が低いから、その分上げるのは簡単だ」

 

 

こう思い込む人が多くいる。

 

 

これは大きな勘違いだ。

 

 

いいかげんな営業しかしていないので、
営業成績が悪いのだ。

 

 

こんな担当のあとを受け持つと、
地ならしから始めなければならない。

 

 

石ころや雑草を取り除くだけで、
大変な時間と労力を費やしてします。

 

 

事務系の仕事も同じだ。

 

 

仕事を仕組みにできず、
マンパワーだけでこなしてきた人のあとは大変なのだ。

 

 

引き継ぎ資料も揃っていないことが多い。

 

 

技術職も同様で、よくわからない研究をしたり、
根本的にアプローチの方法を間違えていたりと、
0からスタートした方が楽なケースさえある。

 

 

時間を浪費しないためにも、引き継ぐ相手は厳選すべきだ。

 

 

どんな人が理想か。

 

 

”真面目で優秀”な人だ。

 

 

”真面目”だけではだめで、
”優秀”なだけでもNGなのだ。

 

 

正しい、オーソドックスな手順を踏んで、
コツコツと仕事を積み上げるような人がいいのだ。

 

 

地ならしは当然されているし、
土も耕され、種をまいて、肥料も与えられている。

 


少し、発芽しているものもある。

 

こんな”畑”を持った人からぜひ引き継ごう。 

 

 

異動のシーズンになってから探し始めても遅い。

 

 

普段から、意識して「真面目で優秀な人」を探す。

 

 

見つけたら、コミュニケーションをとるように心がけよう。

 

 

「○○さんの仕事をよく知っているので、私に引き継がせてください」

 

 

こう上司に言えれば、引き継がせてもらいやすい。

 

 

 

 

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定時退社で有能をアピールしろ 【006】 [サラリーマン 黒本]



 

◆定時退社で有能をアピールしろ

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 サラリーマン黒本 Vol.006
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厳しい経済環境の中、
会社は少しでも人件費を切りつめたいのが本音だ。

 

 

ノー残業デーを設定しているところも多い。

 

 

退社時間を制限している企業もある。

 

 

22時以降の残業は特に厳しきなっている。

 

 

22時から5時までは、25%以上の割増賃金を出さないといけないからだ。

 

 

これは、労働基準法の第37条で決められている。

 

 

同じ仕事内容で、25%も人件費が増えたら会社もたまらないのだ。

 

 

以前、よく労働基準監督署へのタレこみがあった。

 

 

遅くまで残業しているのに、残業代が支払われていないケースがあった。

 

 

がまんできなくなった社員が、通報するパターンが多いのだ。

 

 

連絡を受けると、その会社の状況を見にいく。

 

 

方法は簡単だ。

 

 

 夜間、その会社を外からみればいい。

 

 

電気が付いていれば、誰かが残って仕事をしている。

 

 

日時を記録して、デジカメで画像の一つも撮っておけば十分だ。

 

 

証拠を突きつけられたら、ぐうの音も出ない。

 

 

かくして、ある時期から退社時間が厳しき管理される企業が増えた。

 

 

会社として、定時内にきちんと成果を出してくれる社員を望んでいる。

 

 

望まれる社員になることが、出世への近道になる。

 

 

毎日、定時であがることを徹底しよう。

 

 

もちろん、仕事をこなすことは当然である。

 

 

涼しい顔して、「お先に」と帰ればいい。

 

 

そして、家に戻って、仕事を再開するのだ。

 

 

見えないところで、仕事をしないと定時退社は実現できない。

 

 

このことを”サービス残業”と考えるのなら、出世はあきらめよう。

 

 

有能なあなたが、きちんと成果をだし、毎日定時退社してくれる。

 

 

「あいつを見習え」と会社は他の社員に言えるのだ。

 

 

あなたに対する評価が上がらないわけがない。

 

 

ただ、やるかやらないかは、あなたの自由だが・・・

 

 

 

 

【DANGER】

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過度な乱用はひかえましょう。まわりの人ひとからそっぽを向かれてしまいます。

 

 

 


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